築8年 痛んだ無垢のフローリング再生!

 先日 当社が8年前に新築したお客様の床材、パイン材の無垢フローリングを新築当初の状態に再生する工事を行いました。施工面積はLDK約25㎡。

 今まで何度か無垢床材のサンディング工事を行ってきましたが、それは市販の小型電動サンダーサンダーを使い人手と時間を掛けてひたすら削り、磨くという重労働でした。また作業の際、多量の粉塵が舞うため念入りな養生をする必要がありました。

 しかし今回、建材商社さんADワールドさんの紹介より、 ”スウェーデンBona社の特殊なマシンを使い、ホコリをほとんど出さずに大幅な作業と準備時間短縮でき、完璧なサンディングを実現、フローリングが新品同様に生まれ変わります。” との魅力的な宣伝内容にひかれて、この専門業者さんにお願いすることにしました。

以下はその時の写真です。

フローリング/パイン材 厚さ20mm

DSCN5053.JPG

施工前

DSCN5060.JPG

大型集塵機

DSCN5063.JPG

キワ専用サンダー

DSCN5084.JPG

仕上げサンダー

DSCN5054.JPG

施工前 (深いキズもあります)

DSCN5073.JPG

サンダーマシン 200Vの電源必要

DSCN5081.JPG

仕上げサンダー

DSCN5086.JPG

施工後 

  今回のお客様は以前、室内で飼っていた愛犬がつけた床のひっかきキズや汚れをきれいにしたいとの要望でしたのでかなり深いキズもあったのですが、とてもきれいに仕上がりました。

また大型集塵機の威力で舞い上がる粉塵も少なく比較的良好な環境下で作業できました。手作業では3日程掛けて行っていた作業がわずか1日、朝9時~夕方5時に終了しました。 たいへん満足できる仕上がりでした。次の機会も是非お願いしようと思います。

リビングと一体感を味わえるウッドデッキを作りました。

間口16m奥行1〜1.8mの大面積。

今回は天然木のウリン材を採用しました。

 既存タイルや土間など床の高さが各所バラバラなため、細かい高さ調整が後で行なえるよう樹脂製調整束を使用してウレタンボンドで固定します。

 床梁を受ける重要な箇所ですのでシロアリ等の被害を受けない樹脂製調整束を使用します。

DSCN1923.JPG

 床梁(100角)を上記の調整束に固定します。床梁にはシロアリ忌避材・防腐剤を刷毛塗りします。

床梁間隔は60cm以内とします。 

床梁に垂直にウッドデッキ材をビス止めします。必ず先に下穴を開けます。ビスはステンレス製の硬木にも耐えられる強度の高いものを選定します。(安価なものはネジ込み途中でビス頭が飛んでしまいます)

DSCN1943.JPG

 ウッドデッキデッキ材を貼り終えた状態。

ウリン材は巾10cm、厚さ2cm

2人×3日でデッキ貼り作業終了

DSCN1944.JPG

 貼り終えたウッドデッキ材は水洗いします。デッキブラシで汚れやしみ等をきれいに取り去った後、しっかり乾燥させます。

その後干割れ防止、色あせ防止の為に浸透性塗料(無色)を2度塗りします。これで完成。

ウリンは最初、こげ茶色のとてもシックな色目ですが色あせが進むとグレー色に変色してしまいます。

DSCN1950.JPG

 これまで施工後のメンテナンスが要らないということで人口樹脂木のウッドデッキもたくさん手がけましたが、やはり天然木(硬木)のウッドデッキの質感にはかないません。

 

重くて硬くてとても扱いにくい材料ですが 、仕上がりは重厚感があってとっても良いです。

 一級建築士である設計士が設計・デザインした改修工事です。多くの木造住宅改修を手がけて居られる建築士さんですので素材の使い方やインテリアのバランスなどいろいろ勉強させていただきました。

DSCN1601.JPG

基本的にはご夫婦2人の住まいですが、お子さんやお孫さんなど大人数が集まる時にも対応できるように、10畳の洋間と15畳のLDKを繋がりのある空間としています。天井の高さまである建具(引き戸)を採用したことで、部屋の奥まで光が射し込み以前より明るい開放感のある空間になりました。 床材はカバの突き板フローリング無塗装を使用し蜜蝋ワックス仕上。温水式床暖房を施工。

キッチンは対面仕様。背面の家具も含めてオーダー品で統一しているのでとても落ち着いた雰囲気の仕上がりました。 間接照明が空間にアクセントをつけています。

DSCN1606.JPG

キッチンの扉や建具の面材は落ち着いた色調の木目柄(横目)を採用。

シンプルな壁紙とよく調和しています。 

DSCN1597.JPG

インターホンやスイッチ、給湯リモコンなどはまとめて配置し、すっきりと納めています。

DSCN1599.JPG

玄関は杉の一枚板でベンチを作り、靴の脱ぎ履きも安全に行えるよう配慮しています。 手すりも杉丸太を使用。

DSCN1616.JPG

玄関を入った正面には階段下の変形スペースを利用して、ゆとりと遊びの空間としています。

壁面は杉の板を貼りOSMO塗料で黒く色付けしています。

大胆な色使いですが落ち着いた ”和” の空間になりました。

DSCN1624.JPG

工事に際しては耐震工事・断熱改修工事(断熱材 窓ペアガラス)を同時に行ないました。

エコポイント対象工事です。    

DSCN1422.JPG

解体工事で構造躯体を確認し接合部を金物補強             

 

 DSCN1491.JPG

壁断熱改修/グラス16K厚100

DSCN1446.JPG

耐震補強/壁量計算に基づき筋交設置 

DSCN1430.JPG

床断熱改修/発泡ポリスチレン厚65

 堺市の要支援認定を受けた高齢ご夫婦が

 ”快適に安全に過ごせるように”

との要望で、 住まの母屋に隣接する築45年の木造2階建て離れを改修し浴室・洗面所・トイレ・リビングを新設。

 今までの浴室は玄関から外に出たところにあったため、雨の日や寒い冬の季節は転倒やヒートショックなどの危険性がありました。

DSCN1437.JPG

 今回お子様からの提案で、暗かった離れをできるだけ明るくするため2階の床を一部取り払い大きな吹き抜けも設けました。

以前は暗かった離れが2階の窓から差し込む太陽光のおかげで明るく快適なリビングスペースができました。

 浴室とトイレには介護用手すりを設置し、浴室出入り口や母屋からの出入り口は段差をなくしたバリアフリーの床として介護保険住宅改修助成金対象工事としました。

 工事中には筋交い設置、金物補強等耐震補強工事や断熱補強工事を適宜行ないました。

DSCN1043.JPG

工事前/暗かった室内

DSCN1042.JPG
DSCN1280.JPG

工事中/2階床撤去

 浴室とトイレには介護用手すりを設置し、浴室出入り口や母屋からの出入り口は段差をなくしたバリアフリーの床として介護保険住宅改修助成金対象工事としました。

当社は介護保険住宅改修助成金の理由書作製→申請→施工→完了届提出まで行います。

DSCN1363.JPG

吹き抜けで明るい空間になりました。

お問合せ・ご相談はこちら

新築、リフォーム、介護リフォーム、耐震改修、自然素材のこと等住まいのご相談は何でも。

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
072-751-1412

担当:渡邉(わたなべ)

受付時間:9:00~19:00
定休日:日祝祭日

新築や戸建リフォーム・マンションリフォームなどちょっとこだわりの快適空間をお考えの皆様のお手伝いをさせて頂きます。
自然素材を取り入れた住まいづくりを手がけている工務店 木建工房 です。お気軽にご相談下さい。

大阪府池田市を中心に、箕面市、豊中市、大阪市及び北摂地域、兵庫県川西市、伊丹市、宝塚市、三田市、尼崎市、西宮市周辺地域に対応致します。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

072-751-1412
072-751-1413

<受付時間>
9:00~19:00(日祝祭日は除く)

株式会社木建工房

住所

大阪府池田市渋谷1-8-17

営業時間

9:00~19:00

定休日

日祝祭日

営業エリア

大阪府
池田市 箕面市 豊中市 吹田市 茨木市 高槻市含む北摂地域 大阪市 東大阪市 八尾市 柏原市 羽曳野市 藤井寺市 堺市 和泉市
兵庫県
川西市 伊丹市 尼崎市 宝塚市 三田市 西宮市 神戸市
奈良県
生駒市 奈良市 香芝市 郡山市